銀座がん医療クリニック(がん免疫療法/東京)

銀座がん医療クリニック

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BCG免疫療法について

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がん免疫療法とは?

癌細胞を攻撃する免疫細胞を増加、活発化させて、治療と予防を行う療法です。

誰にでも体の中にがん細胞が生まれますが、免疫細胞のおかげで駆逐され健康を維持できています。
がん免疫療法とは様々ながんに対応する治療法です。

大阪大学や大阪国際がんセンターでの臨床試験を経て作られたエビデンスもある、副作用の少ない治療法です。

がん細胞を攻撃する免疫細胞を増やし、活性化させるため予防効果も高い。
標準治療を行っている方や、他で治療できないとあきらめている末期の方も、再発が怖いかたにも可能な治療法です。

ウイルスや細菌、がん細胞などを攻撃する
獲得免疫の仕組み

空気中には細菌やウイルスなどの「異物」も含まれています。
しかし、人体には「免疫」という機能が備わっており、異物を感知して侵入を防ぐ働きがあるのです。
免疫は下記の3種類のシステムから成り立っています。

01

皮膚粘膜(口腔や鼻腔)による物理的防御システム

02

病原体侵入に対し、瞬時に反応して排除する効率的な自然免疫

03

病原体を攻撃する抗体や特殊なリンパ球を産生して
対処する獲得免疫

この獲得免疫の力をより強くして、ウイルスや細菌、がん細胞などを攻撃するものが免疫療法です

免疫療法は、特に獲得免疫の力を強くして、ウイルスや細菌、がん細胞などを攻撃する治療法です。
まず免疫療法では、樹状細胞とよばれる免疫細胞が体内の異物を感知して取り込みます。その特徴(抗原)を認識し、特殊なリンパ球(ヘルパーT細胞や胸腺から出てくる幼若なT細胞)に抗原の特徴を覚えさせて抗体をつくります。
抗体をつくりだすことで、リンパ球は異物のみを攻撃するようになるので、がん細胞やウイルスを効率的に死滅させる効果が期待できます。
このように樹状細胞の特性を生かし、より的確ながん治療の実現をめざすのが免疫療法といえます。

BCGを用いた免疫療法の歴史

BCGは牛型結核菌の細胞膜骨格成分を調整した接種液となっており、生きた結核菌を用いないことが特徴です。
BCGによる免疫療法は、阪大総長 故 山村雄一先生の教室で1970年頃に研究開発されました。
その後は同教室の林昭先生が単独がんワクチン療法として研究を進め、大阪国際がんセンター(元大阪成人病センター)での臨床研究やCI林免疫療法クリニックの開設を経て、長きにわたり免疫療法に取り組んでおられました。
1990年以降のBCC-CWS臨床研究・自主診療は、主に大阪国際がんセンター(元大阪成人病センター)とCI林免疫療法クリニックで実施され、肺がんや胃がんに対する治療効果がみられます。
また、2004年カナダのモントリオールで開催された国際免疫学会でも、免疫療法が評価されました。

がんの治療の現状

がん治療の現状について

日本において男性の2人に1人、女性の3人に1人が「がん」になるといわれており、非常に発症数の多い病気です。また、がんの診断を受けた方の半数以上は、治癒が望めないという課題に直面しています。つまり、従来の化学療法だけでは治療効果が不十分というわけです。
このような現状だからこそ、免疫系を活性化させてがん細胞と戦う力を高める「がん免疫療法」が有効だと当クリニックは考えます。がん免疫療法は、従来の化学療法では十分な結果を得られなかった方々にとって、新たな希望をもたらす可能性があります。

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