銀座がん医療クリニック(がん免疫療法/東京)

銀座がん医療クリニック

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AGA治療費用相場はどのくらい?薄毛治療は保険適用される?安く抑える方法は!

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AGA治療費用相場はどのくらい?薄毛治療は保険適用される?安く抑える方法は!

AGA治療って毎月どのくらい費用がかかるんだろう?高額だと続けられるか不安…

年間の費用総額も知りたい!

薄毛治療であるAGA治療に興味はあっても、費用面の不安から一歩踏み出せずにいる方は少なくありません。AGA治療は保険適用自由診療で自己負担になるため、費用が高いイメージがあります。

しかし結論から言うと、AGA治療の月額費用相場は約1.5万〜3万円程度で、症状や治療内容によって変動します​。年間費用に換算すると約18万〜36万円ほどが目安となり、症状が軽ければ月数千円で済むケースもあります。

本記事では、最新のAGA治療費用相場について、治療方法別の内訳や費用を安く抑える方法、さらにメリット・デメリットや治療のやめどきまで詳しく解説します。自分の予算に合ったAGA対策を検討し、将来「やっておけばよかった」と後悔しないための参考にしてください。

この記事の監修者

銀座がん医療クリニック 医師チーム

医師・医学博士、MD・PhD

岩手医科大学大学院卒業後、東京医科大学病院で癌の化学療法の研究を続け、新規の薬剤使用方法の提案を行う。癌患者への結核菌を用いた樹状細胞療法の医師主導治験を大阪大学の医師らと実施。
また、世界初となる呼気(吐いた息)を使用した乳癌検出技術に関し、イスラエル企業と実用化に向けて東京女子医科大学をはじめとする病院群で臨床試験を実施中。 呼気検査という侵襲の低い検査体系で多くの人の早期発見に向けてスクリーニングの改革を進めている。

AGA治療費の費用相場は治療内容によって異なる

AGA治療にかかる月額総額は、薬代や診察料を含めて一般に月々15,000〜30,000円程度が相場です​。治療内容によって費用は大きく異なり、例えば内服薬だけの場合と、発毛注入治療や植毛まで行う場合では負担額が変わります。またクリニックによっても金額設定に差があり、診察料が別途かかるところもあれば無料のところもあります​。

基本的にAGA治療は健康保険が使えず10割負担になるため、あらかじめ自分の予算に合わせて年間費用をシミュレーションしておくことが大切です​。

一般的には1年間で15〜20万円前後かかるケースが多いとされます​が、選ぶ治療法や継続期間によって費用総額は上下します。

AGA治療の費用相場は15,000〜30,000円

AGA治療には内服薬外用薬、注入治療、植毛など様々な方法があり、それぞれ費用相場が異なります。ここでは主な治療法ごとに、月額または1回あたりの費用目安を解説します。

薄毛予防薬の費用相場は4,000〜13,000円

AGA治療の第一選択となる内服薬は比較的安価で続けやすく、月々4,000〜12,000円前後が相場です。中でも代表的な薬剤がフィナステリド(商品名プロペシア)デュタステリド(ザガーロ)で、それぞれAGAの原因物質DHTを抑制し抜け毛予防の効果を発揮します。

内服薬の種類月額費用相場特徴
フィナステリド
(プロペシア)
4,000〜6,000円比較的安価で続けやすい
デュタステリド
(ザガーロ)
8,000〜13,000円作用範囲が広いが比較的高価
ミノキシジルタブレット
(ミノタブ)
8,000〜13,000円発毛を促進する攻めの治療薬

外用薬の費用相場は5,000〜20,000円

AGA治療では内服薬と併用して外用薬を使うケースも多く、代表的なのがミノキシジル外用薬です。ミノキシジルは毛根の血行を改善して発毛を促す作用があり、市販の発毛剤(リアップX5プラスネオなど)やクリニック処方薬として用いられます。

外用薬の種類月額費用相場特徴
一般的な5%ミノキシジル
外用薬
5,000〜7,000円市販薬も含め入手しやすい
高濃度ミノキシジル外用薬
(10〜15%)
10,000円以上クリニック処方、効果が期待できるが高価
その他の外用薬5,000〜20,000円濃度や製剤によって価格幅がある

注入治療の費用相場は50,000〜200,000円

内服薬や外用薬で十分な効果が得られない場合や、さらなる発毛を目指したい場合に行われるのが注入治療です。頭皮に発毛成分や成長因子を直接注入する方法で、代表的なものに発毛メソセラピーやHARG療法があります。

注入治療の種類1回あたりの費用相場特徴
発毛メソセラピー50,000〜100,000円発毛成分を頭皮に直接注入
HARG療法100,000〜200,000円成長因子を含む特殊な薬剤を注入

一般的に月1回ペースで数ヶ月〜半年以上継続する必要があるため、トータルの費用は数十万円規模になることも珍しくありません。

植毛の費用相場は500,000〜3,000,000円

AGAがかなり進行して頭頂部や生え際の毛がほとんど無くなってしまった場合、選択肢となるのが自毛植毛(植毛手術)です。自分の後頭部など毛が残っている部位から毛根を採取し、薄毛部分に移植する外科的治療です。

植毛の範囲費用相場特徴
生え際の軽度後退約500,000円部分的な植毛で比較的安価
一般的な植毛1,000,000〜2,000,000円移植するグラフト数による
広範囲の薄毛2,000,000〜3,000,000円頭頂部と生え際など広範囲のカバー
1グラフトあたり数百円〜1,000円クリニックによって単価が異なる

費用幅が大きいのは、移植するグラフト(毛包)数によって料金が大きく変わるためです。一般に1グラフトあたり数百円〜1,000円程度が目安とされています。

診察料(初診料・再診料)は0〜5,000円

AGA治療では薬代のほかに診察料や各種検査費用がかかる場合があります。クリニックによって料金体系は様々ですが、初診料は無料〜5,000円程度、再診料(診察ごとの費用)は無料〜1回あたり1,000〜3,000円程度が相場です。

最近は初診料・再診料を0円に設定しているクリニックも多く、特にオンライン診療では診察料がかからないケースもあります。

検査費用(血液検査・遺伝子検査・マイクロスコープ)は0〜10,000円

血液検査費用については、必須ではありませんが肝機能チェックなど安全管理のために行う場合があり、その際は1回あたり数千円〜1万円前後が目安です。例えば内服薬処方前に肝機能や男性ホルモン値を測定する場合や、ミノキシジル内服を開始する前に心臓への負担を確認する場合などに検査を行うことがあります。

以上をまとめると、薬代+診察料+検査代を合わせた月々の総額は約1.3万〜3万円程度に収まるケースが多いと言えるでしょう。ただし高額な治療(注入療法や植毛)を組み合わせるとこの限りではありません。

AGA治療には保険は適用されない

AGA治療には保険は適用されない

AGA治療は基本的に保険適用外です。厚生労働省の見解では、AGA(男性型脱毛症)は生命や日常生活に直接支障をきたす疾患ではないため、公的医療保険の対象外とされています。そのため皮膚科で治療を受けても自己負担100%となり、保険診療のような1〜3割負担にはなりません。

例えば同じ皮膚科でも、頭皮の炎症や湿疹など薄毛以外の症状であれば保険適用されますが、AGAそのものの治療(発毛剤の処方等)は自由診療扱いとなります。

また、AGA治療にかかった費用は残念ながら医療費控除の対象にもなりません。医療費控除は病気やケガの治療費用を所得控除できる制度ですが、AGA治療は美容目的に近い位置づけのため対象外となっています。そのため高額治療費になっても税制上の救済は基本的に受けられないことを念頭に置いておきましょう。

以上のように、公的補助が無い分、AGA治療は全額自己負担になります。

AGAの治療費用を安く抑える3つの方法

AGA治療を長期継続する上で、費用負担をできるだけ軽減することは非常に重要です。ここでは治療費を安く抑えるための具体的な方法やポイントを紹介します。

AGA治療は月額で負担の少ないものを選ぶ

オンライン診療を活用する

忙しくて通院が難しい方や遠方の方にはオンライン診療がおすすめです。オンラインなら自宅で医師の診察を受けられ、交通費や時間の節約になります。さらにクリニックによっては診察料が無料だったり、対面より割安な価格設定の場合もあります。ただし薬は郵送になるため送料が別途かかる点は留意しましょう。

オンライン診療のメリット
  • 通院時間や交通費の節約ができる
  • 自宅で診察を受けられる便利さ
  • 対面より診察料が安いケースが多い
  • 遠方の専門クリニックにもアクセスできる

診察料・検査代が安いクリニックを選ぶ

初診料や再診料はクリニックごとに差があります。無料カウンセリングを提供しているクリニックや、診察費0円を掲げているところも増えています。検査代についても、必要な範囲の検査だけ実施して過剰な検査費を請求しない良心的なクリニックを選ぶことが大切です。

クリニック選びのポイント
  • 初診料・再診料が無料または低価格のクリニック
  • 無料カウンセリングを提供しているところ
  • 不要な検査を勧めないクリニック
  • 料金体系が明確で追加費用の少ないところ

割引プランや長期コースを利用する

多くのAGAクリニックでは、お得な定期コースや期間限定のキャンペーン割引を用意しています。例えば「◯ヶ月まとめ払いで○%OFF」や、紹介制度・ポイント還元による割引などです。こうした割引を活用すれば、年間の治療コストを抑えることができます。

活用できる割引の種類
  • 長期契約(3ヶ月・6ヶ月・12ヶ月)での割引
  • まとめ払いによる割引
  • 初回限定キャンペーン
  • 友人紹介割引やポイント還元制度

AGA治療は気づいた時に早めに始める

実はAGA治療は早めに始めること自体が長期的な費用節約に繋がります。薄毛が進行してから高額な治療を行うよりも、初期段階で内服薬中心のシンプルなケアを始めておけば、治療期間を短縮でき結果的に金銭的負担を減らせます。

髪がかなり薄くなってから発毛させるには時間も費用もかかりますが、少し気になり始めた段階で対策すれば、自然な毛量を保つことができるうえに、高額な治療(植毛や注入)を回避できる可能性が高まります。「薄毛はまだ大丈夫かな…」と思っていても、いざ進行してしまうと元に戻すのは大変です。後悔しないためにも、気になりだしたら早期に適切なケアを始めましょう。

早期治療のメリット
  • 薄毛が軽度のうちは安価な薬物療法だけで改善できる可能性が高い
  • 進行を早い段階で食い止められる
  • 将来的な高額治療(注入療法や植毛)を回避できる
  • 治療効果が表れるまでの期間が短くなる
  • 自然な髪の状態を維持しやすい

ジェネリックや海外製のAGA治療薬を使用する

フィナステリドやデュタステリドには先発医薬品(プロペシア、ザガーロ)だけでなくジェネリック医薬品が存在します。ジェネリックは有効成分や効果効能は同等でありながら価格が抑えられているため、積極的に活用することで治療費を大幅に節約できます。

例えばプロペシア錠(先発品)は7,000〜8,000円程度するところ、フィナステリド錠(後発品)なら月4,000円前後から利用可能です。デュタステリドも同様にジェネリックが複数メーカーから出ており、選択肢が広がっています。外用薬のミノキシジルについても、市販発毛剤には安価なものがあり、処方薬を使わず市販薬で様子を見るのも一つの方法です。ただし市販薬は濃度が低めなため効果もマイルドです。

医師と相談しつつジェネリックや市販薬を上手に取り入れれば、月額費用の総額を抑えつつ継続しやすくなるでしょう。

薬剤コスト削減のポイント
  • 先発医薬品より安価なジェネリック医薬品を選択する
  • 価格差の例:プロペシア(7,000〜8,000円)→ジェネリック(4,000円前後)
  • 処方薬が高い場合は市販薬(特に外用ミノキシジル)も検討
  • 複数のクリニックで薬価を比較検討する
  • オンライン診療と組み合わせることでさらに費用効率が向上

AGA治療はしないほうがいい?AGA治療のメリット・デメリット

AGA治療はしないほうがいい?AGA治療のメリット・デメリット

AGA治療を始める前に、そのメリットとデメリットを正しく理解しておきましょう。治療には良い面も悪い面もありますが、総合的に判断して自分にとって有益かどうかを見極めることが重要です。

AGA治療の4つのメリット

⒈薄毛の進行を抑え発毛が期待できる

最大のメリットは、放置すれば進行する薄毛を食い止められる点です。フィナステリドやデュタステリドの内服で抜け毛を抑制しつつ、ミノキシジルの使用で新たな発毛を促すことで、現状より毛量を増やしたり維持したりできる可能性があります。

⒉精神的ストレスの軽減・自信回復

薄毛の悩みは本人にとって大きな精神的負担となる場合があります。AGA治療で薄毛が改善すれば、人目を気にするストレスが減り心理的な安心感が得られます。

⒊選択肢が多く自分に合った治療ができる

AGA治療法は内服薬・外用薬から高度な医療施術まで幅広く存在し、症状のレベルや予算、ライフスタイルに応じて柔軟に選択できます。

⒋将来的な後悔を防げる

薄毛が進行して手遅れになってしまうと、「あのとき治療を始めていれば…」と後悔するケースも少なくありません。

AGA治療の4つのデメリット

⒈継続的な治療コストがかかる

やはり無視できないのは費用面のデメリットです。AGA治療は短期間で完了するものではなく、効果を維持するには長期間にわたって継続する必要があります。

治療をやめると元に戻る可能性

AGA治療薬は対症療法であり、飲んでいる間は脱毛を抑えられても、中断すればまた抜け毛が増えてしまうリスクがあります。

⒊副作用など健康への影響

医薬品を用いる以上、副作用のリスクはゼロではありません。フィナステリドやデュタステリドでは性機能低下、肝機能数値の悪化などが報告されています。

⒋効果に個人差があり即効性はない

AGA治療は万能ではなく、誰もが期待通りの効果を得られるとは限りません。効果実感まで時間がかかること、その間モチベーションを維持しにくいこともデメリットと言えます。

総合的に見れば、AGA治療には確かにデメリットもありますが、それ以上にメリットの方が大きいとされます。薄毛は放置すると確実に進行して取り返しがつかなくなる可能性が高いため、将来的に薄毛を改善したい意志があるなら、多少のコストや手間をかけてでも早めに治療を始める価値は十分にあります。

AGA治療やめるとどうなる?AGA治療のやめどきは!

AGA治療やめるとどうなる?AGA治療のやめどきは!

「AGA治療は一生続けないといけないのか?」という疑問を持つ方も多いでしょう。基本的に、AGA治療をいつまで続けるかは患者本人の意思次第です。効果と費用のバランス、そして薄毛に対する自分の気持ちとの折り合いを見ながら、治療の継続・中止を判断することになります。

一般的な経過として、治療開始後4〜6ヶ月頃に薬が効いてくると抜け毛が減り始め、その後12ヶ月程度までは徐々に毛量が増えていきます。それ以降は維持期に入り、増えた毛量を保つために治療を続ける段階となります。

この維持は薬の作用によって成り立っているため、服用を止めればまた髪は抜け始めることになります。

治療をやめると、多くの場合AGAの進行が再開します。フィナステリドやデュタステリドの服用を止めると体内のDHT抑制が解除され、再びヘアサイクルが乱れて脱毛が進行しやすくなります。ミノキシジルの使用を止めた場合も、毛母細胞への刺激がなくなるため発毛効果が失われ、治療前の状態へ逆戻りする可能性が高いです。

一方で、年齢やライフステージによっては治療を終える選択もありえます。例えば高齢になって「薄毛がそれほど気にならなくなった」「もう十分治療を続けた」と感じた場合や、結婚など環境の変化で以前ほど見た目にこだわらなくなった場合などです。実際にAGA治療をやめる理由としては、費用負担や副作用への不安のほか、「年齢を重ねて薄毛を受け入れられるようになった」という心境の変化が多いと報告されています。

治療をやめる際は自己判断で急に中止せず、医師と相談して減薬するなどリスクを最小限にする方法を取ることが望ましいです。

AGA治療費用に関するまとめ

薄毛は放置すれば進行しますが、適切なAGA治療で食い止めたり改善したりできる時代です。しかしながら、その費用面に不安を感じる方も多いのが現実でしょう。

AGA治療は継続こそ効果を安定させる鍵ですから、クリニック選びの際には無理なく支払える料金設定かどうかを必ず確認すべきです。

本記事で解説したように、治療法ごとの費用相場を把握し、自分の予算に合ったプランで始めれば長期戦でも大きな負担にはなりません。特に初期のうちは安価な方法から試すことで費用対効果を確かめつつ、必要に応じてステップアップしていくのが賢明です。反対に、焦って高額な治療を選んでしまい途中で続かなくなるのは避けたいところです。

AGA治療はあなたの髪の将来への投資とも言えます。費用と効果のバランスを見極めながら治療を続ければ、きっと「始めてよかった」と思える結果につながるでしょう。薄毛に悩んでいる方は、ぜひ早めに信頼できる専門医に相談し、自分に最適なAGA治療を見つけてください。適切な計画のもと治療を継続すれば、経済的負担を最小限に抑えつつ後悔のない選択ができるはずです。

勇気を出して一歩踏み出し、未来の自分のために髪と向き合ってみましょう。薄毛改善への道は、正しい知識と計画さえあればきっと拓けるはずです。

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