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最近、生え際が後退してきた気がする…
顔のテカリがひどくて、午後には脂でギトギト
このような悩みを抱えていませんか?
もしかすると、それはジヒドロテストステロン(DHT)という男性ホルモンが関係しているかもしれません。DHTは男性型脱毛症(AGA)の主な原因物質として知られており、薄毛だけでなく皮脂分泌や体臭にも影響を与えています。
結論から言えば、DHTの抑制には生活習慣の見直しが重要ですが、症状が進行している場合は医療的な治療も選択肢になります。まずは自分がDHTの影響を受けているかチェックしてみましょう。
岩手医科大学大学院卒業後、東京医科大学病院で癌の化学療法の研究を続け、新規の薬剤使用方法の提案を行う。癌患者への結核菌を用いた樹状細胞療法の医師主導治験を大阪大学の医師らと実施。
また、世界初となる呼気(吐いた息)を使用した乳癌検出技術に関し、イスラエル企業と実用化に向けて東京女子医科大学をはじめとする病院群で臨床試験を実施中。
呼気検査という侵襲の低い検査体系で多くの人の早期発見に向けてスクリーニングの改革を進めている。
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自分のDHTレベルが高いかどうか、まずは以下の6つの特徴をチェックしてみてください。
当てはまる項目が多いほど、DHTの影響を受けている可能性があります。
額の生え際が後退したり、頭頂部の髪が薄くなったりしていませんか?これはジヒドロテストステロンが多い人の最も典型的な特徴です。
DHTは前頭部と頭頂部に多く存在する5αリダクターゼⅡ型という酵素によって生成されます。
この部位で作られたDHTが毛根に作用すると、髪の成長期が短くなり、太く長い髪が育たなくなってしまうのです。
特に20〜30代という若い年齢で生え際の後退や頭頂部の薄毛が始まった場合、DHTによるAGAの可能性が高いでしょう。
日本人男性の約3人に1人がAGAを発症するとされており、決して珍しい症状ではありません。
「最近、おでこが広くなった気がする」「つむじ周りの地肌が目立つようになった」という変化を感じたら、DHTが薄毛の原因になっているサインかもしれません。
顔や頭皮がすぐにベタついて困っていませんか?これもジヒドロテストステロンが多い人によく見られる特徴の一つです。
DHTには皮脂腺を活性化させる働きがあるため、血中のDHT濃度が高いと皮脂分泌が過剰になります。特に額や鼻のTゾーン、頭皮などの皮脂腺が発達した部位でテカリが目立ちやすくなります。
朝しっかり洗顔しても昼頃には顔がテカテカ、シャンプーしても翌日には髪がペタンとしてしまう…そんな経験はありませんか?
さらに過剰な皮脂は毛穴を詰まらせたり、頭皮の常在菌(マラセチア菌など)を増殖させたりして、脂漏性皮膚炎の原因にもなります。
頭皮環境の悪化は抜け毛を促進させるため、皮脂の過剰分泌は薄毛のリスクファクターでもあるのです。
胸毛やすね毛、ひげが人より濃いと感じることはありませんか?これもDHTが多い人の特徴として挙げられます。
ジヒドロテストステロンは思春期以降、体毛の成長を促進する作用があります。高校生の頃から急にひげが濃くなったり、腕や脚の毛が目立つようになったりした経験がある方も多いのではないでしょうか。
同年代と比べて明らかに体毛が濃い、朝ひげを剃っても夕方には青髭になってしまうという場合、DHTの分泌量が多い体質である可能性があります。
興味深いことに「体毛は濃いのに頭髪は薄い」という男性が多いのも事実です。これは体毛と頭髪でDHTへの反応が正反対になるためで、AGAの典型的なパターンと言えるでしょう。
大人になってもニキビに悩まされていませんか?それもDHTが関係しているかもしれません。
DHTによる皮脂の過剰分泌は、毛穴を詰まらせてアクネ菌の繁殖を促し、ニキビの原因となります。
特に顎や口周りにできる「大人ニキビ」は、男性ホルモンの影響を受けやすい部位として知られています。
思春期を過ぎてもニキビが治らない、常に肌がベタついて吹き出物ができやすいという方は、DHTによる皮脂腺の過剰な刺激が原因かもしれません。
脂性肌と乾燥肌が混在した不安定な肌質になりやすく、赤みや肌荒れといったトラブルも起こりがちです。
スキンケアを頑張ってもなかなか改善しない場合は、ホルモンバランスの乱れ、特にDHTの増加が根本原因になっている可能性があります。
30代を過ぎてから体臭が気になるようになったという経験はありませんか?これもジヒドロテストステロンと関連があるかもしれません。
DHTによって皮脂分泌が活発になると、その皮脂が酸化・分解されることで独特の臭い(ミドル脂臭や加齢臭)が発生します。男性ホルモンの影響で皮脂の成分も変化し、より強い体臭につながりやすくなるのです。
枕カバーに染み付いた臭いが取れない、夕方になると頭皮や脇から嫌な臭いがする…こんな悩みを抱えている方は、DHT過剰による皮脂分泌の増加が一因かもしれません。
枕カバーに染み付いた臭いが取れない、夕方になると頭皮や脇から嫌な臭いがする…こんな悩みを抱えている方は、DHT過剰による皮脂分泌の増加が一因かもしれません。
もちろん体臭には食生活やストレスなど様々な要因が関係しますが、男性ホルモン値が高い人ほど体臭も強くなる傾向があることは確かです。
父親や祖父、兄弟に薄毛の人はいませんか?家族にAGAの人がいる場合、あなたもDHTが多くなりやすい体質を受け継いでいる可能性が高いです。
AGAの発症やDHTの生成量には遺伝的要因が大きく関わっています。
具体的には、DHTを作る5αリダクターゼという酵素の活性の高さが遺伝することがあり、この酵素が活発だとテストステロンからDHTへの変換が増えてしまうのです。
特に父親や母方の祖父が若いうちから薄毛だった場合、その遺伝子を受け継いでいる可能性があります。
実際、AGA患者の多くに家族歴があることが報告されています。
身内に薄毛の人がいるなら、早めの予防ケアが大切です。髪に変化を感じたら、すぐに対策を始めることをおすすめします。
ここまでDHTが多い人の特徴を見てきましたが、そもそもジヒドロテストステロンとはどのようなホルモンなのでしょうか。基礎知識を整理してみましょう。
ジヒドロテストステロン(DHT)は男性ホルモンの一種ですが、なぜ「悪玉」と呼ばれるのでしょうか。
DHTはテストステロンが5αリダクターゼという酵素と結合することで生成されます。胎児期には男性器の形成に不可欠で、思春期には体毛の発生や声変わりなど、男性らしい体づくりに重要な役割を果たします。
しかし成人後のDHTは、AGAやニキビ、前立腺肥大など、男性にとって好ましくない症状を引き起こすことが多いのです。
特に薄毛の直接的な原因となることから、テストステロンを「善玉」、DHTを「悪玉」と呼び分けるようになりました。
とはいえ、DHTも完全な悪者というわけではありません。
男性らしい体つきの維持には一定の役割があります。ただし、現代の男性にとっては「薄毛の元凶」という側面が強いため、悪玉ホルモンという不名誉な呼び名がついてしまったのです。
テストステロンとDHTは同じ男性ホルモンでも、体への影響は大きく異なります。
テストステロンは「男性の活力の源」とも呼ばれ、以下のような良い効果をもたらします:
一方、ジヒドロテストステロンは髪や皮膚に対してマイナスの作用が強く、特にAGAの直接的な原因となります。
よく「筋トレをするとテストステロンが増えてハゲる」と誤解されますが、実際はテストステロン自体は薄毛の原因ではありません。
問題は、テストステロンが5αリダクターゼによってDHTに変換されることなのです。
つまり、薄毛になるかどうかはテストステロンの量よりも、5αリダクターゼの活性や毛根の感受性によって決まります。これが「マッチョでもフサフサの人」と「痩せ型でも薄毛の人」がいる理由です。
DHTはどのようにして体内で作られるのか、そのメカニズムを理解することが対策の第一歩です。
プロセスは以下の通りです
さらに5αリダクターゼにはⅠ型とⅡ型の2種類があります。
AGA治療薬のフィナステリドがⅡ型を選択的に阻害するのは、このⅡ型こそがAGAの主犯だからです。
重要なのは、5αリダクターゼの活性が高い人ほどDHTが過剰に産生されるということ。
逆に言えば、この酵素の働きを抑えることができれば、DHTの生成も減らせるのです。
なぜDHTが増えてしまうのか、主な原因を4つ解説します。
自分の生活習慣や体質と照らし合わせてチェックしてみてください。
DHTの産生量には個人差があり、その最大の要因は遺伝です。
家族にAGAの人がいると薄毛になりやすいのは、5αリダクターゼ酵素の活性が遺伝するためです
この酵素の活性が高い遺伝子を持つ人は、テストステロンがDHTに変換されやすく、結果的にAGAを発症しやすくなります。
この酵素の活性が高い遺伝子を持つ人は、テストステロンがDHTに変換されやすく、結果的にAGAを発症しやすくなります。
また、毛乳頭細胞の男性ホルモン受容体の感受性も遺伝します。受容体の感度が高い体質の人は、少量のDHTでも薄毛を引き起こしやすいのです。
母方からの遺伝が影響すると言われることもありますが、実際には父母双方の遺伝子が複雑に関与しています。
身内に薄毛の人が多い場合は、早めの対策を心がけることが大切です。
タバコとお酒は、DHTを増やす大きな要因です。
喫煙者は非喫煙者と比べて血中DHT濃度が約14%高いという研究結果があります。
ハーバード大学の研究では、喫煙によって男性ホルモンの代謝が変化し、DHTが増加することが示されました。
さらに喫煙は頭皮の血流を悪化させるため、髪への悪影響は二重になります。
アルコールについても注意が必要です。お酒を分解する過程で生じるアセトアルデヒドという物質には、DHTを増加させる作用があります。
深酒が習慣になっている人は、常にアセトアルデヒドが体内に蓄積し、ホルモンバランスが乱れやすくなるのです。
また、喫煙や飲酒は亜鉛などの重要な栄養素を大量に消費してしまいます。亜鉛は5αリダクターゼを阻害する働きがあるため、不足するとDHTを抑えにくくなってしまうのです。
慢性的なストレスも、DHTを増やす原因になります。
強いストレスを受けると、コルチゾールというストレスホルモンが分泌され、性ホルモンの分泌リズムが乱れます。その結果、相対的にDHTが増えてしまう可能性があるのです。
また、ストレスで交感神経が優位になると頭皮の血管が収縮し、髪への栄養供給が滞ってしまいます。
「仕事のプレッシャーがきつい」「人間関係で悩んでいる」「慢性的に疲れている」という人は、知らないうちにホルモンバランスが崩れているかもしれません。
ストレスを完全になくすことは難しいですが、自分なりのリラックス方法を見つけることが大切です。
適度な休養を取り、心身のバランスを保つことが、結果的にDHTの抑制にもつながります。
意外かもしれませんが、運動不足もDHTを体内に溜め込む原因となります。
DHTは汗や尿によって体外に排出されますが、日頃ほとんど汗をかかない人は、この排出がうまくいかずに体内に蓄積しやすくなるのです。
実際、肥満で運動不足の男性は薄毛リスクが高いという報告もあり、運動不足によるホルモン代謝の低下が関与していると考えられています。
逆に、適度な運動で汗をかくことはDHTの排出に有効です。運動は血行も促進するため、頭皮環境の改善にもつながります。
「最近まったく運動していない」「汗をかく機会がない」という人は、ウォーキングや軽いジョギングから始めてみてはいかがでしょうか。
AGAは「男性ホルモン型脱毛症」とも呼ばれ、その主犯はDHTです。具体的なメカニズムは以下の通りです。
キーポイントは、DHTそのものが毛根を攻撃するのではなく、DHTが引き金となって脱毛因子が増えることです。
この脱毛因子が毛母細胞の増殖を止め、健康な髪の成長を妨げるのです。
健康な髪は、成長期(数年)→退行期(2〜3週間)→休止期(3〜4ヶ月)というサイクルを繰り返しています。
しかしDHTの影響を受けると、このヘアサイクルが大きく乱れます。成長期が数ヶ月〜1年程度に短縮され、髪が十分に太く長く育つ前に抜けてしまうのです。
その結果、以下のような変化が起こります。
AGAの怖いところは、放置すれば確実に進行することです。DHTが存在する限り脱毛シグナルが出続けるため、自然に改善することはまずありません。
AGAの薄毛が生え際と頭頂部に集中するのはなぜでしょうか。
その理由は、前頭部と頭頂部の毛包に5αリダクターゼⅡ型が多く存在し、DHTが局所的に生成されやすいからです。
この部位では脱毛因子も多くなり、毛が細くなって抜けやすくなります。
一方、側頭部や後頭部の毛包はDHTの影響を受けにくく、毛が太いまま維持されます。
実際、植毛手術では側頭部・後頭部の毛を移植しますが、移植後もその毛は生え続けます。これは移植毛がDHT非感受性だからです。
男性の場合、思春期以降に生え際が少し後退するのは正常な変化ですが、明らかにM字やO字に地肌が広がってきたらAGAの始まりかもしれません。
DHTを抑制するには、日々の食事から対策することも大切です。ここでは効果的な食材を4つ紹介します。
亜鉛は髪の健康維持に欠かせないミネラルで、DHTの抑制にも効果があります。
イギリスの皮膚科学会誌に掲載された論文では、亜鉛に5αリダクターゼ活性を阻害する作用があることが示されています。
つまり、亜鉛を十分に摂ることでDHTの生成を抑えられる可能性があるのです。
成人男性の1日の推奨量は11mg程度です。
食事で不足しがちな場合はサプリメントも活用できますが、過剰摂取は逆効果なので適量を心がけましょう。
大豆製品に含まれるイソフラボンも、DHT抑制に有用な成分です。
大豆イソフラボンは体内で弱いエストロゲン様に働き、男性ホルモンの作用を相対的に和らげます。
さらに、5αリダクターゼ活性を阻害する作用も報告されています。
1日の摂取目安は75mg程度なので、納豆1パックか豆腐半丁を毎日食べれば十分です。
和食中心の食生活にすると、自然と大豆製品の摂取量が増えるので理想的です。
ビタミンB6は、亜鉛とともにDHT抑制を助ける栄養素です。
ビタミンB6自体にも5αリダクターゼ活性を抑える作用があり、さらに亜鉛の吸収を促進する働きもあるため、亜鉛と一緒に摂取すると効果的です。
成人男性の1日必要量は1.4mgです。バランスの良い食事を心がければ、自然と摂取できる量ですが、偏った食生活の人は意識して摂るようにしましょう。
発酵食品と緑茶も、間接的にDHTを減らす助けになります。
毎日何らかの発酵食品(納豆、味噌、ヨーグルト、キムチなど)を一品取り入れる習慣をつけましょう。
1日2〜3杯の緑茶を飲む習慣は、健康的でDHT対策にもなります。
ただし、カフェインの摂りすぎには注意し、砂糖を入れずにストレートで飲むのがおすすめです。
食事だけでなく、日々の生活習慣を整えることもDHTの抑制につながります。
今日から始められる4つの方法を紹介します。
適度な運動で汗をかくことは、DHTを体外に排出する効果的な方法です。
運動のメリット:
おすすめの運動:
「筋トレをするとハゲる」という噂を心配する人もいますが、通常の範囲の筋トレであればDHTが劇的に増えることはありません。
むしろ運動不足の方が薄毛リスクを高めるので、無理のない範囲で定期的に体を動かしましょう。
質の良い睡眠は、ホルモンバランスを整えるために不可欠です。
これらの効能を最大化するためには、理想的な睡眠が欠かせません。
理想的な睡眠の定義を分解すると下記の3つになります。
睡眠の質を高めるためには、いくつかの重要なコツがあります。
まず、就寝前のスマホやPC使用を控えることが大切です。
これらのデバイスから発せられるブルーライトは、睡眠を促すメラトニンの分泌を妨げてしまうため、就寝の1〜2時間前からは画面を見ないよう心がけましょう。
次に、入浴でリラックスすることも効果的です。
ぬるめのお湯にゆっくりと浸かることで、体温が一時的に上がり、その後の体温低下が自然な眠気を誘います。
入浴のタイミングは就寝の1〜2時間前が理想的です。
また、軽いストレッチを行うことで、一日の疲れや緊張をほぐし、心身をリラックス状態に導くことができます。激しい運動は逆効果になるため、ゆったりとした動きで体をほぐす程度に留めましょう。
最後に、規則正しい就寝・起床時間を守ることが最も重要です。
毎日同じ時間に寝て同じ時間に起きることで、体内時計が整い、自然に眠くなるリズムが作られます。
週末でもできるだけ同じリズムを保つことが、質の良い睡眠への近道となります。
「睡眠は最良の育毛剤」とも言われます。まずは毎日の睡眠習慣から見直してみましょう。
タバコとお酒を控えることで、DHTの増加を抑えることができます。
禁煙が難しい場合は、禁煙外来やニコチン代替療法を活用することで成功率が上がります。
次に節酒のメリットです。
飲酒習慣がある人は睡眠の質を改善するために、まず週2〜3日の休肝日を設けることが大切です。
また、1回の飲酒量を減らし、特に寝酒は避けるようにしましょう。
アルコールは一時的に眠気を誘いますが、実際には睡眠の質を悪化させ、夜中の覚醒や朝の目覚めの悪さにつながります。
髪の未来のために、少しずつでも実践してみることが大切です。
ストレスを溜めない生活は、DHTを抑制する上で非常に重要です。
ストレス管理方法 | 具体的な実践例 | 期待できる効果 |
---|---|---|
運動でリフレッシュ | ・散歩や軽い運動 ・運動後の爽快感 | 気分転換・ストレス解消 |
リラクゼーション | ・深呼吸、瞑想、ヨガ ・ゆっくりお風呂に浸かる ・アロマテラピー | 心身のリラックス・疲労回復 |
趣味の時間を確保 | ・音楽鑑賞、読書、映画鑑賞等没頭できる趣味を持つ | 気分の切り替え・充実感 |
人とのつながり | ・家族や友人と話す ・必要なら専門家に相談 | 安心感・精神的サポート |
大切なのは、自分なりのストレス解消法を見つけ、こまめにリセットすることです。
心身の健康は髪の健康にもつながります。
生活習慣の改善だけでは不十分な場合、医療的なアプローチも検討すべきです。
ここでは代表的なDHT抑制薬を2つ紹介します。
治療薬 | ①フィナステリド(プロペシア) | ②デュタステリド(ザガーロ) |
---|---|---|
作用のしくみ | ・髪の成長を妨げる男性ホルモン(DHT)が作られる道をブロック ・主に「Ⅱ型酵素」に働きかける | ・DHTを作る2種類の酵素(Ⅰ型・Ⅱ型)を両方ブロック ・より広い範囲でDHTの発生を防ぐ |
DHT抑制効果 | 血中DHTを約70%減少 | 血中DHTを90%以上減少 |
効果 | AGA患者の約6〜7割の抜け毛の進行を抑制または改善 特に初期〜中期に有効 | フィナステリドで不十分な場合にも有効 広範囲の薄毛にも対応可能 |
服用方法 | 1日1回 1mg | 1日1回 0.5mg |
副作用 | 性欲減退・勃起機能低下(数%程度) | 性機能への影響(フィナステリドと同程度かやや高い) まれに乳房痛・肥大 |
フィナステリドはAGA治療で最も一般的に使われる薬で、「抜け毛を食い止める基本薬」として位置づけられています。
一方、デュタステリドはフィナステリドよりも強力にDHTを抑えることができ、効果が物足りない場合や薄毛の範囲が広い方に選ばれることがあります。
どちらを使うかは、薄毛の進行度や体質、副作用の出やすさなどを考慮し、医師が判断します。
自己判断で個人輸入するのはリスクがあるため、必ず専門の医療機関で相談することが大切です。
適度な筋トレであれば心配いりません。
確かに筋トレをすると一時的にテストステロンが増え、それに伴ってDHT生成の可能性も多少高まります。
しかし、AGAの発症は主に遺伝的要因や体質によるもので、筋トレ自体が直接薄毛を引き起こすわけではありません。
むしろ運動不足の方が、ホルモンバランスの乱れや血行不良により髪に悪影響を与えます。適度な運動は薄毛予防にプラスなので、過度に心配する必要はありません。
ただし、ステロイド剤などの筋肉増強剤を使用すると話は別です。これらはDHTを急増させ、薄毛を進行させる危険があるので絶対に避けましょう。
筋トレ後は汗をしっかり洗い流し、頭皮を清潔に保つケアをすれば問題ありません。
はい、女性の体内にもDHTは存在し、特に更年期以降に増加することがあります。
女性のテストステロン量は男性の10分の1以下ですが、それでもDHTは生成されます。特に以下の場合にDHTの影響が現れやすくなります:
女性の薄毛は男性と異なり、生え際は保たれつつ全体的にボリュームダウンするのが特徴です。治療も男性とは異なり、スピロノラクトンなどの抗アンドロゲン薬やミノキシジル外用が用いられます。
女性でも薄毛が気になり始めたら、ホルモンバランスをチェックすることをおすすめします。
はい、女性の体内にもDHTは存在し、特に更年期以降に増加することがあります。
体内で不要になったホルモンは、肝臓で水溶性の物質に分解され、腎臓を経て尿中に排泄されます。DHTも同様のルートで処理されます。
また、汗腺や皮脂腺からも微量ながら排出されると考えられています。そのため
これらがDHTの体外排出をスムーズにする上で有効です。
逆に、運動不足で汗をかかない生活をしていると、DHTが体内に留まりやすくなるので注意が必要です。
ただし、一度産生されたDHTを劇的に排出する特効薬はありません。根本的な対策は、5αリダクターゼを阻害してDHTの生成自体を抑えることです。
この記事では、ジヒドロテストステロンが多い人の特徴6つを紹介しました。
すでにAGAが進行している場合は、生活改善だけでは限界があります。
フィナステリドやデュタステリドといった医薬品は、DHTの生成を根本的に抑える強力な手段です。
特に家族に薄毛の人がいる場合は、早めに専門医に相談することをおすすめします。
薄毛対策は早めの行動が肝心です。今日からできることから始めて、将来の髪を守りましょう。もし不安を感じたら、一人で悩まずにAGA専門クリニックに相談してください。
適切な治療とケアで、きっと改善への道が見つかるはずです。
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