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「AGA治療はしない方がいい」という言葉を聞いたことのある方も多いのではないしょうか。
AGAを発症したら終わりという衝撃的な言葉を目にすることもあり、悩んでいるからこそ余計に分からなくなりますよね。
こちらの記事では、本当に「AGA治療はしない方がいい」のか理由やメリット・デメリットを挙げながら見ていきます。
岩手医科大学大学院卒業後、東京医科大学病院で癌の化学療法の研究を続け、新規の薬剤使用方法の提案を行う。癌患者への結核菌を用いた樹状細胞療法の医師主導治験を大阪大学の医師らと実施。
また、世界初となる呼気(吐いた息)を使用した乳癌検出技術に関し、イスラエル企業と実用化に向けて東京女子医科大学をはじめとする病院群で臨床試験を実施中。
呼気検査という侵襲の低い検査体系で多くの人の早期発見に向けてスクリーニングの改革を進めている。
AGA治療はしない方がいいのでしょうか。こちらでは、AGA治療をしないことのメリット・デメリットを見ていきます。
残念ながら、、AGA治療をしないことへのメリットはありません。
AGAは進行形の症状のため、自然治癒することはなく進行を止めることが出来ないからです。
もしメリットを挙げたとしてもヘアケアの負担がなくなる程度のものしかなく、デメリットが上回ります。
ではAGA治療をしないことのデメリットには何があるのか、下の項目を見てみましょう。
こちらではAGA治療をしないことのデメリットを3つ見てみます。
AGA治療をしないことのデメリットとして大きいのは、「AGAが進行すると徐々に頭皮が露出する」ことにあります。
AGAは5年で30%の髪の毛が減少し、最終的に側頭部と後頭部以外の髪の毛は全て抜けてしまいます。
髪の毛が30%減少すると、人から見て「髪の毛が薄い」ではなく「ハゲている」という印象になります。
AGA治療をしないデメリットには「進行してしまうと治療の効果が出づらかったり、元の状態には戻せなくなったりする」ということもあります。
AGA症状は進行型のため、治療をためらっている間放置をすると毛髪が細くなり、毛根も弱くなります。
最後は毛穴が退化して生えてこなくなる危険さえあるのです。
症状が進行するほど、回復が難しく治療期間が長期化してしまったり、元の状態には戻せなくなったりしてしまいます。
AGA治療をしないと「頭皮の環境が悪くなり炎症を起こしてしまう」というデメリットもあります。
AGAの原因であるジヒドロテストステロンは、皮脂の分泌を促すため頭皮がベタつきます。
頭皮環境が悪くなり、痒くて頭皮を掻いてしまうと皮膚からバイ菌が入りやすくなることで皮膚疾患の感染リスクが高くなります。
感染症によって頭皮組織へのダメージが発生することで毛髪にも影響が出る恐れがあります。
AGAを発症したら終わりという言葉を聞いたことがある方も多いかもしれません。
ここでは、なぜ「AGAを発症したら終わり」と言われているのかを見ていきます。
AGAを発症したら終わりと言われている理由の1つにAGAは進行形であることがあります。
治療をせずに放置をしても、自然治癒することはありません。
AGAは治療をしなければどんどん症状が悪化し、最終的には後頭部と側頭部の下部を残して全ての髪が抜け落ちてしまいます。
AGA治療には根本的な治療はなく、ジヒドロテストステロンの生成を抑制して抜け毛を起こさせないという治療になります。
そのため、途中で薬を止めてしまうと、再びジヒドロテストステロンが生成され抜け毛が増えてしまうため、AGA治療は継続が必要になります。
治療を止めてしまうと再び症状が出てくる点から、AGAを発症したら終わりだと言われています。
AGA治療を開始して、効果を感じて治療を止めてしまうと再びAGAの症状が進行します。
薄毛の進行を抑制したり、発毛した状態を維持したりするためには治療の継続が大切なため、抜け毛を気にする限りやめ時はありません。
ただ、発毛に満足した場合はミノキシジルによる発毛治療をやめても問題はありません。
その後は、抜け毛を防ぐフィナステリドやデュタステリドのみで薄毛予防(維持治療)に移行することができます。
こうした治療に移行することで、経済的負担も減らすことができます。
AGAの費用について詳しく知りたい方向けに、AGA治療費用についての記事で解説しています。
こちらではAGA治療をすることのメリット、デメリットをそれぞれ3つずつ紹介していきます。
まず始めにAGA治療をすることのメリットを3つ見ていきます。
AGA治療をすることのメリットとして、「薄毛が改善する」ことがあります。
AGA治療で最も普及しているのは投薬での治療で、フィナステリド・デュタステリドの内服薬ではAGAの原因を阻止する働きがあるため、薄毛の進行を抑える効果が期待出来ます。
また、ミノキシジルの内服薬・外用薬では頭皮の血行促進などに作用するため、血流に乗って酸素や栄養が毛根に十分に送られることで発毛効果が期待出来ます。
AGA治療をすると、症状の進行速度が緩やかになっていくメリットもあります。
フィナステリド(プロペシア)などの治療薬の服用でAGAの原因となるジヒドロテストステロンの産生を抑制し薄毛の進行を緩やかにしていきます。
AGA治療はすぐに実感がない上に、治療開始1ヶ月程度で毛周期が整うことで起こる初期脱毛が起こり一時的に抜け毛が多くなることがあります。
そのため、本当に治療効果があるのか不安になることもありますが、初期脱毛もしばらくすればおさまります。
実際にAGA治療の効果が実感できるまでは3~6ヶ月かかりますが、この初期脱毛は治療の効果が出始めた証拠です。
少しずつ増やしていきましょう。
AGA治療をすることで、薄毛が改善され髪の毛に対するコンプレックスが無くなることも大きなメリットです。
薄毛は行動を起こせば悩みが解決していくお悩みなので、毎日髪のストレスを感じながら過ごすより悩みが解決し、毎日自信を持って過ごすことが出来ます。
AGA治療をすることで後悔をすることもあります。
こちらではAGA治療をすることのデメリットがあるのかを見ていきます。
AGA治療をすることのデメリットとして副作用が出ることがあります。
AGAの治療は薄毛の進行を抑えていく「薄毛予防」と発毛を促進していく「発毛治療」に分かれています。
薄毛予防では「プロペシアなどのフィナステリド」や「ザガーロなどのデュタステリド」を使用していきますが、これらの薬の副作用として「性欲減退」や「ED」などの男性機能低下が挙げられます。
また薄毛予防薬は、ホルモンに影響を与えるため女性は触ってはいけない、胎児が男児の場合には生殖器形成に影響を及ぼす可能性があるため、妊活中の男性も女性も服用することが出来ません。
発毛治療では「ミノキシジル」の内服薬や外用薬を使用しますが、外用薬の場合は頭皮のかゆみなどが現れる可能性があり、内服薬には「動悸」や「血圧低下」などが起きる可能性があります。
循環器系の疾患を持っている場合には重篤な副作用が出る可能性があるため、ミノキシジルを服用する際は医師に必ず疾患を伝えたうえで相談して服用してください。
副作用が出てしまうと後悔する場合もありますが、しっかりと症状と向き合って医師と相談しながら解決していきましょう。
AGA治療をしたのに、使用したAGA治療薬により効果を感じられない場合があることもあります。
AGAの原因は、男性ホルモンのひとつであるテストステロンが、体内にある5αリダクターゼという還元酵素と結びつくことで生まれる「ジヒドロテストステロン」が毛乳頭の受容体に入って脱毛を引き起こします。
「ジヒドロテストステロン」には2種類「I型」「II型」があり、処方薬の「フィナステリド(プロペシア等)」は「II型」にしか効きません。
そのため、「I型」だった場合、「デュタステリド(ザガーロ等)」を使用しないと効果が出ません。ちなみに「デュタステリド(ザガーロ等)」は「I型」にも「II型」にも効きます。
そうなると、「デュタステリド(ザガーロ等)」で治療をすすめたくなりますが、「デュタステリド(ザガーロ等)」は、治療の最初から使用することは稀です。
デュタステリドはフィナステリドよりも1.6倍ほど効果が高いのですが、費用も高く、副作用がフィナステリドの5〜10倍出やすいためです。
そのため、フィナステリドで効果が見られない場合はデュタステリドを使用した治療を行うのが一般的です。
AGA治療をすることのデメリットとして、効果が出るまでに時間がかかることも挙げられます。
AGA治療を開始して早くても3~6ヶ月で効果を実感出来ます。
AGA治療をしていくと、毛周期が乱れて成長せず短い産毛のまま抜けてしまっていた髪が太く長く育ち、頭皮の露出部分が減って効果を実感出来るようになります。
しかし、髪が育つまでには少し時間がかかってしまうため、AGA治療の効果が出るまでにも時間がかかります。
AGA治療は、治療を継続していくことが必要なためその点をデメリットとして感じることがあるでしょう。
残念ながらAGAは一度発症してしまうと完治することがないため、薄毛による見た目が気になる方は一生治療を続ける必要があります。
現状などにもよりますが、「薄毛予防」と「発毛治療」の2つを行う場合、髪の毛が増えて気にならなくなってきたら「薄毛予防」を止めることは可能です。
ただ「薄毛予防」まで止めてしまうと今まで抑制できていた「ジヒドロテストステロン(DHT)」の産生がまた発生します。
そのため、「薄毛予防」の治療は続くこととなります。
AGA治療が出来ないケースもあります。
ここではAGA治療が出来ない方の2つの事例を見ていきます。
前述の通り、AGA治療薬には副作用が出ることがあるため、体に合わないケースの場合は治療をおすすめしません。
特にミノキシジルには、血管拡張作用があるため高血圧や狭心症をはじめとする循環器系の疾患を抱えている場合は副作用により重篤になる場合があります。
循環器に疾患があるケースもAGA治療をすすめませんが、もし治療される場合はきちんと医師に伝え、医師の意見を聴きながらで治療を進めていきましょう。
妊娠や出産を希望しているケースでもAGA治療はおすすめしません。
AGA治療薬は男性・女性・胎児それぞれに影響を及ぼす懸念があります。
男性の場合は、「性欲減退」「ED」「精液量減少」などがありますがいずれも子作りが出来ないということではありません。
女性の場合、フィナステリド製剤を女性が触れてしまうとホルモンバランスが乱れるなど悪影響があるので薬の管理には注意が必要です。
特に注意が必要なのは、胎児が男児の場合、生殖器に悪影響が出る可能性があるため、妊娠や出産を希望している時にはAGA治療はせず、状況が変わってから治療を始めましょう。
AGAの主な原因は遺伝要素も大きいため、予防が難しいです。
薄毛は母親の家系から受け継がれるため、母親の家系が薄毛の場合、子供に薄毛の遺伝子が受け継がれます。
人は男性が「XY」、女性は「XX」という染色体の組み合わせを持っていて、男性は父親と母親から半分ずつ染色体を受け継ぎます。
染色体には親の遺伝子情報を子に引き継ぐ役割があり、X染色体に薄毛の遺伝子を持つことが分かっています。
ちなみにX染色体は、母方の祖父母や曽祖父母の遺伝子情報も引き継ぐため、いずれも薄毛の場合、AGA発症の確率が高くなります。
ただし、薄毛の遺伝子を引き継いでいても、絶対に薄毛になるとは限りません。薄毛になりたくないなら、次の項目の予防方法を試してみてください。
これまでAGAを発症したら終わりと言われる理由をいくつか紹介してきました。
ここでは、たとえ、AGAの遺伝子を持っていてもできるだけAGAの発症を予防する3つの方法を紹介していきます。
AGAの発症をできるだけ予防する1つ目の方法として生活習慣を整えることが挙げられます。
具体的には「食生活」「睡眠」「適度な運動」に気を付けましょう。
まず「食生活」ですが、AGA予防として積極的に摂りたい栄養素は、タンパク質・亜鉛などのミネラル・ビタミンです。
一番はバランスのいい食事を心がけることを意識していきましょう。
そのうえでタンパク質・ミネラル・ビタミン類を取り入れていきたいですね。
次に「睡眠」ですが、髪の毛の発育に大切なホルモンが寝てるときに分泌されるので、忙しい現代ですが、髪の毛のことを考えるなら睡眠もしっかりとりましょう。
また少しでも質の良い睡眠になるよう、睡眠につく30分前はスマホやテレビなどの強い光を浴びない、寝る前のストレッチで、副交感神経を優位にして心身ともにリラックスした状態で眠りにつくこともおすすめです。
最後に「適度な運動」です。
運動は、AGAの原因となるストレス軽減にも効果的です。
また運動は全身の血行を促進し、頭皮の血流も改善するため、毛根に必要な栄養素や酸素がより多く届き、健康な毛髪の成長が促されます。
そして適度な運動は、テストステロンなどのホルモンバランスを整え、「ジヒドロテストステロン(DHT)」生成を抑制する効果も期待できます。
こうして生活習慣を整えることで、健康的な髪の毛が育ちやすい環境を作りましょう。
精神的ストレスは自律神経のバランスを不安定にさせ、ホルモンバランスに影響を与えます。
また、血管収縮による血行不良にもつながり、髪の毛に上手く栄養が届きづらくなってしまいます。
このストレス過多の現代では、ストレスフリーで生きていくことは難しいですが、上記で挙げたストレッチや運動など少しでも自分がリラックス出来る方法を見つけ実践していきましょう。
薄毛が原因でストレスを感じている場合には、まずはAGA治療クリニックで相談してみることもおすすめします。
AGA治療を検討している方向けに、当サイトではAGA治療がおすすめのクリニックを紹介しています。あなたにぴったりのクリニック選びの参考にして下さい。
最後にAGAの発症をできるだけ予防していくためには禁煙・減酒も心がけましょう。
タバコに含まれるニコチンは血管を収縮させ、頭皮の血流を悪くする作用があります。
また、タバコは発毛に必要なビタミンやミネラルも大量に消費してしまうので、毛髪の成長に必要な栄養が届きづらくなってしまいます。
さらに喫煙者は「ジヒドロテストステロン(DHT)」が14%高いという研究結果がThe Journal of Clinical Endocrinology & Metabolismにより発表されています。
次に飲酒ですが、アルコールを肝臓で分解するときにアミノ酸を大量に消費します。
このアミノ酸がアルコールの分解に優先して使用されてしまうことにより、毛髪の構成に必要なたんぱく質「ケラチン」を作る栄養素がなくなってしまいます。
いずれも完全に止めてしまうことがストレスになってしまっても良くないため、上手に付き合って過度にはならないよう心がけましょう。
こちらではAGA治療に関するよくある質問への回答を紹介していきます。
いいえ、AGAは自然治癒することはありません。
AGAは進行性のため、治療をしなければ症状は進行し悪化してしまい最終的には、側頭部と後頭部以外の髪の毛は全て抜けてしまう可能性があります。
いいえ、残念ながら治療をしてもAGAが完治することはありません。
「薄毛予防」で使用されるフィナステリド製剤やデュタステリド製剤はあくまで、AGAの原因となる「ジヒドロテストステロン(DHT)」の産生を抑制することに作用し、体質を改善するわけではありません。
そのため、薄毛が気になる方は治療を継続していく必要があります。
AGA治療をやめてしまうと再び症状が進行します。
ただAGA治療の1つである「発毛治療」であれば、自分が思うような効果が出たらやめることも可能です。
その場合でも、もう1つのAGA治療の「薄毛予防」を継続していかないと、せっかくお金をかけて改善していたAGAの症状が再び進行し、髪の毛が抜け落ちてしまうことになってしまいます。
AGA治療をやめるとしかし、やめたからといって急激に進行することはなく、3〜6ヶ月程度で治療効果がなくなり、1年ほどすると治療前の状態に戻ります。
こちらはAGA治療における初期脱毛と言われる現象です。
AGA治療を始め、ヘアサイクルが正常化すると休止期の状態の毛髪が急に成長期になると新しく生まれた成長期毛がその上にある古い毛髪を押し出すことで髪が抜けていきます。
この初期脱毛症状は治療を開始して、10日から1ヶ月程度で起こります。
治療しているのに、髪の毛が抜けてしまうと大変心配されると思いますが、初期脱毛は薬が効いて発毛してきている証拠です。
治療開始前のヘアサイクルが短ければ短いほど、治療効果が高ければ高いほど、初期脱毛が強く起こります。
個人輸入薬でも治療をすることは可能です。
ただ、個人輸入薬の約4割は偽造薬であったという報告が厚生労働省からも出ています。
偽造薬は効果が出ないだけでなく、健康被害を及ぼす危険性もあります。
そのため、個人輸入でAGA治療薬を購入することはせず、AGA治療クリニックで処方してもらいましょう。
AGA治療はしない方がいいのか、またなぜAGAを発症したら終わりと言われているのかを見ていきました。
AGA治療をしないことへのメリットがないことが分かりました。
薄毛症状で今現在悩まれているならそのままにしていても進行してしまい治療が難しくなるだけなので、今後を含め症状が気になるようなら治療をすることをおすすめします。
症状が進んでしまってからは改善に時間や費用がかかることも分かったため、ぜひお早めにまずはクリニックで相談してみると良いでしょう。
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